米大統領、ミサイル防衛で40億ドルの追加予算要求 北朝鮮念頭に

[ワシントン 6日 ロイター] – トランプ米政権は6日、北朝鮮の脅威を念頭にミサイル防衛を強化するため、40億ドルの追加予算を議会に求めた。

トランプ大統領は訪日中の6日、議会宛ての書簡で追加予算について「北朝鮮が米国や各地に配備された米軍、同盟国、パートナーに対し弾道ミサイルを使用した場合に、それを探知、破壊し、防衛するための一段の取り組みを後押しするものだ」と訴えた。

大統領は当初、2018年度のミサイル防衛費として99億ドルを要求。一部議員の間では少な過ぎるとの見方が出ていた。

上・下院軍事委員会の委員長をそれぞれ務める共和党のマケイン上院議員とソーンベリー下院議員は共同で声明を発表し、大統領の要請を歓迎するとともに、しかるべき議論を行う考えを示した。

上・下院軍事委員会は現在、18年度の国防予算の大枠を決める国防権限法(NDAA)の最終法案をまとめる作業を行っている。

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