カナダ、TPPで合意急がず

[ダナン(ベトナム) 8日 ロイター] – カナダのトルドー首相は8日、環太平洋連携協定(TPP)の参加11か国による閣僚会合が始まるなか、合意を急がない考えを示した。

首相は記者会見で「国益にそぐわない取り決めを急いで交わすつもりはない」と語った。

TPP交渉を巡っては、トランプ米政権前の2015年に日米など12カ国で合意に至ったが、トランプ大統領が離脱を表明。米国の要求に譲歩した項目を中心に協定の一部を凍結した上、米国抜きの発効を目指している。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください。)

関連記事
台湾の頼清徳総統は20日、就任式典に日本の超党派国会議員らが出席し、「自らの行動によって台湾支持の姿勢を示」したことに感謝の意を示した。
中共(中国共産党)の公安局に所属していた秘密警察工作員が、オーストラリアに亡命した。初めて公の場に姿を現わし、 […]
  今週、中国製品への追加関税を課すとの宣言の後、ホワイトハウスは5月16日に、米国の太陽光エネルギ […]
ロシアと中共(中国共産党)が国際社会から孤立している中、5月16日にロシアのプーチン大統領が北京に到着し、2日 […]
1月の台湾総統選で勝利した与党・民進党の頼清徳氏(64)が20日、台北市の総統府で就任宣誓を行い、蔡英文氏(67)の後任として第16代総統に就任した。「私たちは引き続き民主国家と民主共同体を形成し、各分野の発展経験を交流し、偽情報と戦い、民主主義のレジリエンスを強化する。様々な課題に対応し、台湾を民主世界のMVPにする!」と訴えた。