米空母3隻が西太平洋で軍事演習、11─14日を予定=国防総省
[ワシントン 8日 ロイター] – 米国防総省は8日、米軍の空母3隻が西太平洋で10年ぶりとなる合同軍事演習を実施すると発表した。
米太平洋艦隊のスコット・スウィフト司令官は声明で「空母2隻の合同演習でさえまれなのに、空母3隻ならなおさらまれだ」と指摘。演習が11月11─14日に行われる予定であることを明かした。トランプ米大統領は同期間の前半までアジアを歴訪する。
スウィフト司令官は「西太平洋における今回の演習は、同地域の安全性と安定性の維持に向けた米太平洋艦隊の優れた能力と断固たる決意を示す強力な証しとなる」と述べた。
関連記事
トランプ氏が関心を寄せるグリーンランドが世界の注目を集めている。トランプ氏の発言やトランプ・ジュニア氏の視察により、欧州の同盟国は不安を感じている
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。