ドイツ連立協議、依然合意に至らず 週末も継続の可能性

[ベルリン 17日 ロイター] – ドイツのキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)、自由民主党(FDP)、緑の党による3党連立に向けた協議が、メルケル首相の目指す16日の期限を過ぎてもまとまらず、週末にずれ込む可能性が出てきた。

3党は移民や財政など重要な課題でまだ合意に至っておらず、現地時間17日午前4時ごろに記者団に対し、数時間の休憩を取った後、同日昼ごろに協議を再開すると明らかにした。

メルケル首相率いるCDUのタウバー幹事長は、連立協議について「われわれは全力で取り組む価値があると依然信じている」と語った。一方、「難しいことは明らかだ」とも指摘した。

FDPの幹部は、4週間にわたる協議で合意に至っていないことに強い失望感を示した。

緑の党の幹部は、やるべきことがまだ多くあるとし、「何も合意に達しておらず、何も決まっていない」と語った。

メルケル首相は16日に予備的協議をまとめたい意向だった。

FDPのリントナー党首は、デジタル化や欧州といったテーマでは協議の進展がある程度あったが、移民と財政問題を巡り意見が対立していると述べた。

3党が連立で合意できなければ、再選挙の可能性も出てくる。

関連記事
世界中で、授業中の携帯電話使用を禁止する学校が増加している。
有名なボクシングプロモーターであるドン・キングは、2024年の大統領選挙でドナルド・トランプ前大統領を支持している。トランプ前大統領は、大統領選挙キャンペーンを頓挫させる恐れのある一連の裁判に直面している。5月8日、92歳のキング氏はあるイベントで、トランプ前大統領に何か言うことはないかと尋ねられた。
2023年11月以来、共和党が支配する下院委員会は、1月6日に連邦議会議事堂で撮影された20,000時間以上の監視ビデオを公開し、今はなき1月6日特別委員会が長い間非公開にしてきた詳細を埋め始めた。
今年11月に行われる米国大統領選挙が、米国市民が決定権を持つ最後の選挙になるとイーロン・マスク氏が主張した。不法移民が有権者として流入するのを放置すれば、今後、米国のすべての選挙結果が彼らによって決定される可能性があるということだ。
5月8日に行われた米国とフィリピンの合同軍事演習「バリカタン」で、両国の軍隊はオーストラリア空軍の支援を受け、 […]