北朝鮮のミサイル発射、米大統領「われわれが対処する事態」

[ワシントン 28日 ロイター] – 米国のトランプ大統領は28日、記者団に対し、北朝鮮による新たなミサイル発射について「われわれが対処する事態だ」と語った。また、ミサイル発射によって、北朝鮮問題に対する米国の「非常に真剣な」アプローチは変わらないと述べた。

大統領は先週20日、北朝鮮をテロ支援国家に再度指定した。

トランプ大統領はホワイトハウスで共和党指導部と会合し、その席で記者団に対し「われわれはこれに対処する。われわれが対処する事態だ」と述べた。

会合に同席したマティス国防長官は、今回のミサイル発射について、北朝鮮によるこれまでの発射実験よりも高度が高かったとし、研究開発の一環だろうとの見解を示した。

また、北朝鮮のミサイル発射を受けて韓国が海上に向けてミサイル発射訓練を実施したことを明らかにした。

関連記事
トランプ氏が関心を寄せるグリーンランドが世界の注目を集めている。トランプ氏の発言やトランプ・ジュニア氏の視察により、欧州の同盟国は不安を感じている
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。