停電の米アトランタ国際空港が復旧、18日も影響続く見込み

[17日 ロイター] – 米南部ジョージア州のアトランタ国際空港で17日停電が発生し、数百便のフライトに遅れや欠航などの影響が出た。同日深夜に復旧したものの、混乱は18日にも及ぶ見込みで、休暇時期の数千人の移動に影響が出ている。

同空港を主要ハブ(拠点)とするデルタ航空<DAL.N>は、18日に約300便をキャンセルすると発表。17日は900便が欠航していた。ユナイテッド航空(UA)[UALUN.UL]も、18日の運航に影響が出るとソーシャルメディアで警告した。サウスウエスト航空<LUV.N>は17日に70便をキャンセルした。

アトランタ市長のツイッターによると、機内の乗客は停電発生から9時間たった午後10時ごろ、安全に降機した。一部乗客はツイッターで、機内に数時間待機させられていると投稿した。

地元の電力事業者ジョージア・パワー<GPJA.N>は、停電は地下の電気設備での火災に関連しており、火災で変電所が損害を受けたと明らかにした。バックアップシステムへのアクセスも損害を受けたもようだ。火災の原因は依然明らかになっていないという。

*内容を追加しました。

 12月17日、米南部ジョージア州のアトランタ国際空港で停電が発生し、数百便のフライトに遅れや欠航などの影響が出た。写真アトランタ 国際空港(2017年 ロイター/ INSTAGRAM/@APLINETREEE)
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