新年早々、世界各地でスーパームーンが観測された。(Matt Cardy/Getty Images)

スーパームーン、新年の夜空で凛とした美しさ

地球から最も大きい満月が見える「スーパームーン」が新年早々2日未明、各地で観測された。

米航空宇宙局(NASA)の発表によると、2018年初のスーパームーンの日は1月1日(日本時間1月2日)で、月が地球から356,565キロの距離まで最接近する。昨年7月27日の「最小の満月」に比べ、見た目の直径が14%大きく、30%も明るく見えるという。

スーパームーン現象は通常、約13カ月ごとに起きている。昨年11月30日のNASAの「スーパームーンの三部作」と題した発表によると、今回は昨年12月3日と今年1月1日と31日に、2カ月連続で3回のスーパームーンの満月が見える。

特に1月31日(日本時間2月1日)には東アジアや北米西部で、満月が地球の影に隠れる皆既月食が起こる。そのときは、地球の影に入る満月は大気によって屈折した赤い光に照らされ、ぼんやりとした暗い赤色(赤銅色)に見える「ブラッドムーン」(血の月)となる。

31日は数年に一度の「ブルームーン」の日でもある。ひと月に満月が2回巡ることをブルームーン(Blue Moon)と呼ぶ。前回に現れたのは2015年7月31日だった。

イタリアローマで観測されたスーパームーン。(ALBERTO PIZZOLI/AFP/Getty Images)
ロンドンヒースロー空港で撮影されたスーパームーン(JUSTIN TALLIS/AFP/Getty Images)

 

(翻訳編集・王君宜)

関連記事
日常の中でできる簡単な脳のトレーニング法を紹介。少しの工夫で記憶力や集中力を高め、脳を若々しく保つ方法を試してみましょう。
家庭で簡単に手に入る食材を使って、風邪や軽い痛み、乗り物酔いなどの不調を和らげる方法を紹介。中医学の知恵を取り入れたレシピで、健康をサポートします。
ストレスに悩むあなたへ。ストレスが進行する3つの段階と、段階ごとの効果的な対策方法を紹介します。心身を守るための実践的アドバイスが満載です。
バイデン政権が新型コロナウイルスワクチン関連の免責措置を2029年まで延長した。この決定は、ワクチン製造者や医療提供者を法的訴訟から保護する一方で、ワクチン被害者の救済をめぐる重大な議論を引き起こしている。
質の良い睡眠には食事が重要!メラトニンの分泌を促進する栄養素や、睡眠を助ける食材を紹介。毎晩ぐっすり眠れるヒントが満載です。