内モンゴル自治区包頭市内にある鉄工場(China Photos/Getty Images)

中国・内モンゴル、経済データ捏造 工業増加値を40%水増し

内モンゴル自治区政府はこのほど、地元の経済工作会議で同省財政統計に捏造があったことを公式に認めた。国営新華社が運営するネットサイト「新華網」が3日に報じた。

それによると、同省は2016年度の工業増加値(日本の売上高総利益に類似)を約40%水増し、捏造分が同自治区の中心地・フフホト市の域内総生産(GDP)に相当する2900億元(約5兆億円)に達したことが明らかになった。

昨年の公式発表によると、内モンゴル自治区2016年のGDPが1800億元超(約3兆1200億円)で、全国31省市区の中で16位に入り、GDP成長率が7%で24位にランクイン。

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