新年を祝う華やかな時期に彩を添える神韻。心を潤す精神の美を伝える舞台は、吹雪に凍えた来場客の心を温めている。中国五千年の芸術復興を掲げる神韻芸術団は、北米で2018年世界ツアーをスタートさせた。
歴史的な寒波が訪れた北米だが、神韻公演は満席が相次ぎ、ニューヨーク市の権威ある芸術劇場リンカーンセンターのデビィッド・H・コーク劇場(約2500席)では1月11日~21日で12公演予定のところ、2回の追加公演や増席の対応がとられた。舞台上に甦る殊勝な中国古典芸術は、ニューヨーカーの心をつかんでいるようだ。
米国とカナダでの公演を鑑賞した観客の声を紹介したい。
フィリップ・マン氏 アーカンサス・シンフォニー交響楽団の指揮者
「創造力豊かで美しい音楽。(神韻)オーケストラには感銘を受けました、卓越したクオリティです」
トマス・フランツキー氏 オペラ歌手
「(ソプラノ単独歌唱の演目について)彼女が歌い始めると、ピュアで強いエネルギーを感じました」「(古典題材の演目について)次にどんな展開になるのか、ステージから片時も目が離せませんでした」
アマンダ・デ・ボア氏 ロイヤル・コンサバトリー・オブ・ミュージック審査員
「ピアニストや二胡演奏者は本当に美しい音色を奏でていました」
ヘンリー・ウォール氏 会社経営者
「人々を救い天国へ戻そうとしている創造主がおり、あなたが良き人であれば、天国へ向かうことができる。神が人に与えたのは、伝統だ。これらが私たちにとって持つべき最良の文化の形だ」
アレクサンダー・ニーフ氏 フォーシーズンズ劇場支配人、カナダ・オペラカンパニー総支配人
「私は個人的には中国歴史には詳しくはない、しかし神韻を見れば、非常に美しく教訓をもたらすものであると分かります」「神韻がこの劇場で公演することを歓迎します。芸術性の向上につながるからです」
世界的に評価の高い舞踊と音楽の舞台芸術、神韻。日本公演は2018年4月17日~5月2日、東京、宇都宮、川口、名古屋、西宮、京都の公演を予定している。チケットは専用オンラインサイトで詳しい日程と公演時間を確認でき、座席を選んでチケット購入ができる。ぴあなど各種チケットサービスでも神韻のチケットを取り扱っている。
(編集・甲斐天海)
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