中朝国境の中国側から見た風景です。(WANG ZHAO/AFP/Getty Images)

北核開発支援で拘束中の女性経営者、中国当局が容疑を明言せず=米メディア

中国当局はこのほど、北朝鮮への核兵器関係物資を密輸したとして1年間あまり拘束中の遼寧省の貿易企業女性経営者、馬暁紅氏(45)について、あらためて「経済犯罪の容疑」で捜査中と公表した。米紙・ニューヨークタイムズ中国語電子版が11日伝えた。

ニューヨークタイムズによると、中国当局の広報を担当する国務院新聞弁公室がこのほど、同紙の取材に対して、馬暁紅氏らは「経済犯罪」関連の取り調べを受けている、と改めて述べた。

しかし同声明では、捜査関係者は「丹東鴻祥および馬暁紅らが直接、北朝鮮の核・ミサイル開発に関与した事実、また証拠はまだ見つかっていない」と否定した。

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