対イラン制裁停止継続、トランプ氏「欠陥修復最後の機会」

[ワシントン 12日 ロイター] – トランプ米大統領は12日、核合意に基づく対イラン制裁の停止継続を表明した。

ただ、欧州同盟国や米議会とともに核合意の「ひどい欠陥」を修復する「最後の機会」とし、結果次第では米国が合意から脱退する可能性にも言及した。

120日以内に別の合意で内容を強化することを求め、実現しなければ、米国が単独で離脱する方針を表明。「だれも私の言葉を疑うべきでない」と述べた。

イランのザリフ外相はツイッター投稿で反応を示し、核合意は再交渉不可能で、トランプ氏の姿勢について「しっかりした多国間合意を台無しにする、自暴自棄の企て」と指摘した。

米財務省は、イランの司法部門責任者ら14の組織・個人に対し、新たな制裁措置を公表した。

関連記事
中華民国史上初の女性総統、蔡英文が5月20日に任期を終えた。
台湾の頼清徳総統は20日、就任式典に日本の超党派国会議員らが出席し、「自らの行動によって台湾支持の姿勢を示」したことに感謝の意を示した。
中共(中国共産党)の公安局に所属していた秘密警察工作員が、オーストラリアに亡命した。初めて公の場に姿を現わし、 […]
  今週、中国製品への追加関税を課すとの宣言の後、ホワイトハウスは5月16日に、米国の太陽光エネルギ […]
ロシアと中共(中国共産党)が国際社会から孤立している中、5月16日にロシアのプーチン大統領が北京に到着し、2日 […]