中国にも広がる「#MeToo」、元教え子の告発で著名大学教授が停職処分
昨年秋に米国から始まったセクハラや性的被害告発運動、「#MeToo」は今、中国にも広がっている。元教え子の告発をきっかけに、国家重点大学である北京航空航天大学(以下、北航)の著名教授がこのほど停職処分を受けた。中国国内では、大学教職員によるセクハラ問題への関心が高まっている。
北航の博士課程卒業生で米国シリコンバレーで働く女性、羅茜茜さんは元日、中国語版ツィッター「微博」で、「実名で、北航教授陳小武氏の女子大生へのセクハラ行為を告発します」と題して投稿した。
羅さんによると、12年前同校の博士課程に在籍中、副指導教官の陳氏が、羅さんを自身の姉の家に呼び出し、部屋のドアに鍵をかけてから、妻との不仲について愚痴を言い、羅さんにセクハラしようとした。羅さんの抵抗で結局未遂に終わった。
関連記事
福建省漳州刑務所に収容されていた元収容者が、劣悪な生活環境、強制労働、体罰、政治教育の実態を証言した。中国の刑務所における人権侵害の一端が浮かび上がっている
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている
中国広西で豪雨とダム決壊により大規模洪水が発生。貴港市の学校では1万人超の教職員と学生が孤立し、物資不足や避難遅れが深刻化。毒蛇流入の報告もあり、救助体制の不備が浮き彫りとなっている
EVやAI、海外の港への投資まで軍事戦略と一体化。中国が進める世界規模の構想とは?
習近平政権は「反腐敗は長期戦」と強調。しかし内部関係者は、「本当の狙いは不忠な幹部の排除だ」と指摘する