米政権、超党派の外資規制強化法案を支持 規制当局の権限拡大へ
[ワシントン 24日 ロイター] – 米ホワイトハウスは24日の声明で、対米外国投資に関する規制を強化する議会超党派の法案を支持する意向を示した。
外資による対米投資を巡っては、中国による米ハイテク企業買収への懸念が強まっている。
法案は、外国資本による米企業の買収阻止に向けて外国投資委員会(CFIUS)の権限を強化する内容。
ホワイトハウスは同法案について「国家の安全保障と長年にわたる米国の開放的な投資政策の維持という2つの目標を達成する」としている。
法案は、共和党のコーニン上院議員とピッテンジャー下院議員が提出し、共和、民主両党の議員がスポンサーとなっている。
上院銀行委員会は25日にこの法案に関する公聴会を開く。
法案では、CFIUSの権限を拡大し、より小規模な投資案件を審査できるようにし、場合によっては拒否することも可能にするほか、審査において新たに安全保障面の項目を検討することも盛り込む。
こうした項目には、社会保障番号など米国市民に関する情報が買収取引の過程で流出する恐れがあるかどうかや、案件が詐欺の増加につながるかどうか、といった内容が含まれる。
CFIUSはすでに、ハイテク企業の買収案件で特に中国が絡んでいるケースには厳しい対応をすることで知られており、高度な技術を持つ半導体セクターでは買収を阻止している。
関連記事
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。
11月18日、アメリカとフィリピンは軍事情報共有協定を締結し、両国の防衛関係を強化して中国共産党の脅威に共同で […]
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選で中国と対戦。3-1で勝利したが、「アウ […]