孟母三遷の教え
孟子の母親の姓は「仇」。父親の名は「孟激」といい、孟子が年少の頃に世を去った。孟母は「胎教」の重要性をよく知っていて、『韓詩外伝』の一節によると、「私はこの子を孕んでから、座席がきちんとしていなければ座らず、きれいに切っていないものは食べない。これこそが胎教である」と口にしていたという。
実際、胎児は母親のお腹の中にいるときから一個の独立した生命体で、母親とよく意思疎通し、母親の喜怒哀楽を解するものだ。母親の心身がきちんと整っており、心が穏やかであれば、自ずと胎児に良いものが伝わり、胎児の知恵と優良な品格を形成するのに、よい影響を与える。
日常生活の中でも、孟母は息子の起居や暑さ寒さに気をつけただけでなく、言葉と行動で身をもって教え、その人格形成に努めた。孟母は、息子が良くない環境の影響を受けているのに気が付くと、よりよい学習環境を与えるために、あちこちに引っ越した。最後には、鄒(すう、現在の山東省鄒城市)の街中にある学び舎の付近に落ち着いた。家はボロボロであったが、付近にはいつも学生や知識人が往来し、彼らの高雅な雰囲気、落ち着いてゆったりとした風格、優雅な立ち居振る舞いが、付近の住民に目に見えない良い影響を与えていた。
関連記事
憎しみは、攻撃性や否定的判断に関わる脳の働きを強め、共感を弱める可能性があります。怒りが憎しみに変わる仕組みと、慈悲によって心を立て直す視点を紹介します。
トマトの害虫対策は、農薬だけに頼らず「植える組み合わせ」を工夫するのも一つの方法です。マリーゴールドやバジルの活用、実を元気に育てるための栄養管理まで、家庭菜園で役立つポイントを紹介します。
休日に強い運動をする前には、体を徐々に目覚めさせる準備が大切です。膝やもも裏のケガを防ぐために、運動前に取り入れたい10のウォーミングアップを紹介します。
無糖茶は健康的に見えても、商品によってはナトリウムや添加物を含むことがあります。腎臓をいたわるために知っておきたい飲料の選び方、低ナトリウム塩の注意点、無理なく減塩するコツを紹介します。
夫婦の口論は、怒りのまま続けるほどこじれやすくなります。いったん距離を置く、呼吸を整える、非難を質問に変えるなど、関係を傷つけずに気持ちを伝える4つの方法を紹介します。