朝鮮半島
韓国特使団の成果、国内分析わかれる「太陽の背景は宣伝利用」の警戒論も
北朝鮮を訪問した韓国特別使節団(特使団)は6日夜、記者会見で、金正恩・朝鮮労働党委員長らとの会談結果について発表した。韓国国内では、文在寅政権支持勢力の革新派、現政権の反対に立つ保守派、そして中道派の分析は分かれている。
北朝鮮の非核化と南北首脳会談を開催する意思を表示したことについて高く評価した革新系から、金正恩氏が大胆な勝負師気質を持っていて、今後米国の態度を見るべきだと述べる中道系、結果の評価と共に北朝鮮メディアを通じた宣伝に特使団が利用されたとみる保守系まで、さまざまだ。
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古典舞踊と中国楽器を使い、現代に蘇る数千年の中華の伝統をモットーに、世界中の都市でパフォーマンスを披露する神韻芸術団。2018年世界ツアーが展開される中、計10回を予定していた英ロンドン公演は、盛況を受けて追加4公演が加わり、2月25日の最終日を迎えた。
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