中国ポータルサイト大手「騰訊網」ではこのほど、日本の新幹線と比べて中国高速鉄道のほうが技術力が高いとの記事を掲載された。写真は日本の新幹線。(pixta)

日中鉄道技術論争「新幹線じゃコイン立たず?」中国メディアは自画自賛

スウェーデン出身とみられるネットユーザーが2015年3月に動画サイト「YouTube」に投稿した動画で、時速300キロの中国北京ー上海高速鉄道に乗車した際、コインを窓側の台に立てても「9分間も倒れなかった」と述べた。また中国の高速鉄道の揺れは少なく、乗り心地が非常に良いとのコメントを残した。

中国メディアらはこれ以降、他の外国の観光客らのコメントに基づいて、中国の高速鉄道の技術力の高さを自画自賛する報道を繰り返した。

ポータルサイト大手・騰訊網は21日「なぜ日本の新幹線ではコインは立たないのに、中国の高速鉄道では立ったのか」と題した記事を掲載し、日本の新幹線より中国の高速鉄道のほうが技術力が進んでいると主張した。

▶ 続きを読む
関連記事
 【大紀元日本8月3日】7月23日に温州で起きた高速鉄道追突事故で、先頭車両を砕き地中に埋めた光景は世界を驚かせた。しかし、国内メディアやネットユーザーの暴露によれば、事故に遭った車両を埋める行為は今
中国の高速鉄道でまた手抜き工事が発覚した。2016年12月に開通した上海市と雲南省昆明市を結ぶ高速鉄道で、設計、施工、監査、検測に関わった各社が全工程にわたり手抜き工事やデータ偽造を行ったことがわかった。
2月8日、北京発四川省成都市行きの高速鉄道が故障のため、80分の遅延が発生した。故障したのは世界最高時速350キロで運転可能な中国の新型高速鉄道「復興号」。