2016年8月、キルギスタンの中国大使館で、自爆テロが発生した(VYACHESLAV OSELEDKO/AFP/Getty Images)

「中央アジアで腐敗を増長」露メディア、一帯一路を異例の批判

中央アジア諸国は、中国政府が世界の広範囲で実施するインフラ整備計画「一帯一路」構想の重要地域となっている。しかし、関係国の経済規模にそぐわない大型プロジェクトや、現地政府の腐敗と汚職を招くといった報道は増加している。意外なことに、ロシアメディアからも批判が出ている。

ロシア主要紙インディペンデントは最近、中央アジアにおける一帯一路プロジェクトを批判する長文記事を発表した。

記事によると、中央アジア諸国では、一帯一路プロジェクトが広がるにつれ、中国からの投資が増え、国のキャッシュフローも改善されているが、相対的に反中感情が高まっているという。各地での反中デモが増加していると報じた。

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