メージ写真(パプリックドメイン)

中国産原薬の安全性、世界の医薬品サプライチェーンにも影響=英紙  

医薬品原料の最大輸出国としての中国の製医薬品の安全性に関する懸念は強まっている。英フィナンシャルタイムズ(FT)6日の報道によると、米国食品医薬品局(FDA)が中国製薬業者に発出した警告書(Warning Letter)は2014年の5通から、2017年の22通と大幅に増加した。警告書の発出は輸入禁止の前段階と見なされている。

7月初めに欧州医薬品庁(EMA)、米国食品医薬品局(FDA) は、中国浙江の華海製薬会社が育種材料を含む高血圧の治療薬の原薬に発がん物質のN―ニトロソジメチルアミンが混入されていると発表した。その後、欧州と北米の22カ国を対象とした同関連医薬品のリコールが実施された。

中国製の医薬品や薬剤成分は世界各国に輸出されている。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。