トランプ政権、孔子学院の拡大食い止め 初の規制措置
米トランプ政権が最近成立させた2019会計年度(18年10月~19年9月)の国防権限法では、教育機関に設置された中国政府の対外宣伝機構・孔子学院へ資金が流れるのを食い止める条項が盛り込まれている。孔子学院の活動を制限する初めての措置だ。
テッド・クルーズ上院議員(共和党・テキサス州)は8月、国防権限法(NDAA)改正案を追加し、孔子学院を設置する大学への資金援助を制限し、指導内容や契約情報などの記録を提供するよう求めた。
トランプ大統領は13日、この改正案に署名した。これにより、米国の教育機関がもつ外国語教育プログラムの予算が、孔子学院に流れることを国防総省が阻止できる。
関連記事
日本でも中国共産党の浸透工作の一環として国会質疑に取り上げられた孔子学院。欧州ですでに数百が閉鎖され、市民の危機感も高い。しかし、この潮流に逆行してスペインのセビリア大学は8日、新たな孔子学院を開所させた。言論の自由に対する侵害を危惧する教授が開所式典で、突如壇上にあがり横断幕を掲げるという大胆な抗議行動に出た。式典に"乱入"したのは、同大学のアジア研究マル・リエラ教授と卒業生の男性だ。あぜんとする壇上の責任者たちに驚いた様子の出席者たち。壇上に広げた2つの横断幕には「学問の自由、国家の安全保障、人権、平和を守るための行動」と書かれていた。
政府は、早稲田大学附属の早稲田大学高等学院に中国共産党の孔子学院と同様の機関が設置されていると回答した。「情報公開を働きかけ、動向を注視する」とした。神谷宗幣参議院議員による主意書への答弁。
「極左にとって、ユダヤ人は常に抑圧者で、パレスチナ人は常に被害者です。これこそ、彼らがハマスの蛮行を称賛する理 […]
子供を持つ世帯などからなる米国の草の根団体は26日、中国共産党とつながりのある組織が、米国の小学校から高校まで […]
政府は12日、早稲田大を含む国内13の大学に中国政府主導の「孔子学院」の設置が確認されているとした。神谷宗幣参 […]