米中通商協議、詳細に踏み込んだ議論 平行線のまま終了=関係筋

[北京/ワシントン 25日 ロイター] – 22─23日にワシントンで開かれた事務レベルの米中通商協議では、詳細に踏み込んだ議論が交わされたものの、具体的な進展がなかったことが、協議の内容を知る複数の関係者の話で明らかになった。米国側が、中国の通商慣行により米企業が打撃を受けている状況を説明する一方、中国は世界貿易機関(WTO)ルールにのっとっていると反論するなど、議論は平行線をたどったという。関係者は匿名を条件に述べた。

関係者らの話によると、WTOのルールを順守しているという中国の主張に対して、米政府側は「それはどうでもいい。問題は、中国が過剰生産能力を助長し、産業を破壊し、IP(知的財産)を盗んでいることだ。われわれは座視するつもりはない」などとして一蹴した。

中国の交渉団は、調理済み鶏肉などの中国製品について米市場へのアクセスに問題があることを主張し、通商協議であくまでも米国側の譲歩を求める姿勢を鮮明にしたという。関係者の1人は「中国は見返りに何かを得ることにこだわっているようだ」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾最大野党・国民党の鄭麗文主席が中国を訪問し、習近平氏の会談を予定している。10年ぶりの党トップ訪中で注目が集まる一方、北京の統一戦線に利用されるとの懸念や、台湾世論との乖離、党内対立激化の可能性も指摘されている。
米独立系投資調査会社シトリーニ・リサーチはこのほど、多数のタンカーが応答装置を停止するなどして追跡を逃れながら海峡を通過し、原油を外部へ輸送しているとする報告書を公開
木原稔官房長官は7日の記者会見で、1月20日にイラン当局に拘束された邦人について、現地時間4月6日に保釈されたことを在イラン日本大使館が確認したと明らかにした
イランが停戦合意に応じなければ、米軍がイラン全土の発電所や橋梁を対象に大規模な精密攻撃を実施すると表明。トランプ氏は、「国家全体が一夜にして壊滅する可能性がある。その夜は明晩になるかもしれない」と述べた
台湾の国民党党首 鄭麗文氏は7日、訪問団を率いて中国へ出発した。現職国民党党首が訪中するのは10年ぶりで、10日には「鄭習会談」が予定されている。専門家は、中共政府が鄭麗文氏を招待した目的は台湾を弱体化させることだと述べている