第73回国連総会の開催期間中、法輪功愛好者は国連本部前で集会を行った(李桂秀/大紀元)

米NYで国連総会期間中、法輪功学習者が集会

第73回国連総会が9月24日から29日まで米ニューヨークで開かれた。開催期間中、各国首脳や高官ら約200人が集まった国連本部の前では、中国当局に弾圧されている気功グループ、法輪功学習者が集会を行った。学習者らは、当局に弾圧・迫害を停止するよう求めるとともに、各国政府に中国国内で起きている人権侵害に注目するよう呼び掛けた。

24日からの5日間、ニューヨーク市在住の学習者が毎日午前9時から夜7時まで、国連本部前の広場で、平和的に活動を行った。

南米ベネズエラに本社を置くテレビ局、テレスール(teleSUR)のリポーターらは、穏やかなデモ活動を目にし、学習者を取材し始めた。中国国内で拷問を受けたことのある学習者は取材に応じた。

法輪功は「真・善・忍」に基づく中国の伝統修煉法で、1992年5月、李洪志氏により公に伝え出された。法輪功は五式の動作があるが、学びやすく、心身の健康に効果がたかいことから、またたく間に人気が集まり、愛好者が増えた。1999年までに中国国内では約1億人の学習者がいたとみられる。中国共産党政権は一方的に、法輪功の伝統的な思想を政権への脅威とみなし、99年7月20日弾圧政策を実施した。これ以降、確認されただけでも4000人以上の愛好者が当局の迫害を受けて死亡した。

国連本部の近くに住むニューヨーカーのエリザベスさんは、「皆さんが平和的に弾圧の停止を呼びかけているのを見て、本当に素晴らしいと思った」と述べた。

(翻訳編集・張哲)

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