韓国で観測されるPM2.5、中国由来が主 多くて8割=韓国気象専門家
朝鮮半島は冬季に差し掛かる秋に、中国からの大気汚染の影響を被る。韓国では10月中旬からPM2.5の濃度が高くなり、一部の人には長時間の屋外活動の停止を推されるレベルに達した。韓国の気象学者によると、滞留するスモッグは国内由来だが、偏西風にのり流れてきたスモッグは主に中国からだとしている。
ラジオ・フリーアジア(RFA)によると、夏を終えてすぐ、韓国の多くの都市では、白い雲と青空を眺めることのできる秋らしい晴れ日が続いた。北部の南山テレビ塔からは、南北境界線である38度線が確認できるほどだったという。
ソウルでは10月初旬まで、微細粉じんPM2.5などを計測する大気質指標(AQI)は8にとどまっていたが、中旬に差し掛かり35に急上昇。16日には、子供や高齢者、心臓や肺を患う人が長時間の屋外活動の停止を推される150を超えた。同期の北京の200ほどではないが、ソウルでは大気汚染による不快感を感じる人が増えているという。
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