2017年11月、イタリアのセビリア市で開催された人体標本展「ボディ・ワールド」の展示作品(CRISTINA QUICLER/AFP/Getty Images)

スイス、人体標本展を中止「法輪功学習者の可能性」倫理団体から苦情

スイスのローザンヌで10月19日から開かれる予定だった人体標本展について、市当局は中止を決めた。倫理団体は、展示遺体が法輪功学習者を含む中国の囚人である可能性が高いとして、苦情を申し立てていた。

ローザンヌのコンベンションセンターで開かれる予定だった人体展覧会「リアル・ヒューマン・ボディーズ」は、生物を半永久保存できる技術(プラスティネーション)で加工された、実際の人体が使用されている。これまでオランダ、ベルギー、スイス首都ベルンで巡回展示会が開かれた。

展示会中止は、キリスト教団体「拷問と死刑廃止のためのキリスト教徒行動(ACAT)」が苦情を申し立てたことによる。ACATは、展覧会で使用された遺体は拷問で死亡した、あるいは死刑執行された中国の囚人や、中国共産党政府が非合法化し、拷問を伴う弾圧を受けている法輪功のメンバーである可能性が高いと主張する。

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