ボルトン米大統領補佐官、米選挙に干渉しないようロシアに警告
[モスクワ 23日 ロイター] – ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は23日、米国の選挙に干渉しないようロシアに警告した。
ボルトン氏は訪問先のモスクワで、2016年米大統領選へのロシアの介入が選挙の結果に大きく影響した証拠はないが、ロシアに対する不信感につながったと述べた。
同氏は22日にラジオ局「モスクワのこだま」に、米ロが利害を共有する問題で合意に至る上で選挙干渉が「大きな障害」になっているとの見方を示した。
ホワイトハウスが公表した発言記録によると、ボルトン氏は「2016年選挙への干渉でロシアが行ったことは選挙に影響する代わりに、米国内でロシアに対する強い不信感を生むことになった、とロシア側に伝えた」と述べた。
また、干渉によってロシアの利益が増進されることはないため、米国の選挙に干渉すべきでないとの立場を伝えたことも明らかにした。
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