中国通信大手ファーウェイが「当局にアクセスコードを提供」=豪メディア
オーストラリア政府関係者が入手した機密調査報告書はあらためて、中国通信大手の華為技術(ファーウェイ)と中国当局が緊密的な関係にあることを指摘した。同報告書によると、中国情報機関は海外で浸透工作を展開するため、ファーウェイの社員に海外のインターネットのアクセスコードを提供するよう要求していた。豪メディア「ウィークエンド・オーストラリアン」電子版が3日報じた。
オーストラリア国家安全当局の情報筋はウィークエンド・オーストラリアンに対し、サイバー攻撃やサイバー諜報活動において中国企業が積極的な役割を果たしていると強調した。
同報道は、報告書に記された中国当局によるサイバー攻撃の対象や実施の具体的な日時について言及しなかった。また、中国当局によるサイバー攻撃の対象となったのは他国のネットワークで、オーストラリアのネットワークではないとした。また、中国情報機関がネットワークにアクセスできるよう、ファーウェイの幹部に対し、同社が生産販売する通信設備を購入した国や地域または個人に関する登録情報とパスワード等を提供するよう求めたという。
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