ケニア議員は、外国人資本制限法を「中国の侵攻防ぐ」ために提案した。写真はナイロビで現地紙を読む男性(参考写真、GettyImages)

ケニア議員、外国人資本制限法を提案「中国の侵攻防ぎたい」

ケニアの与党議員は、中国企業が国内企業に影響を与えるのを防ぐために、公共事業の契約について外国資本を制限するよう提案した。

リガチ・ガチャグア(Rigathi Gachagua)議員は最近、公共事業と資産に関する改正法案を提出した。同案では、外国資本の契約を最大10億シリング(約11億円)に制限している。 

ガチャグア議員はロイター通信の電話取材に対し、近年の中国資本と中国人の流入を「中国による侵攻」と例え、強い反対姿勢を示した。また議長は、規制の提案は与党と野党から幅広い支持を得て立法作業に入っていると述べた。2019年初頭に議会での成立を目指している。

▶ 続きを読む
関連記事
アフリカのベナン共和国に、数百年の歴史を持つ水上都市ガンビエがあり、イタリアのベニスのように、観光客に有名な観光スポットになっています。ガンビエは、首都コトヌーから車で1時間ほどのノコウエ湖の上にあります。
中国の王毅・国務委員兼外相は18日、第8回中国・アフリカ協力フォーラム閣僚会議に北京からオンライン形式で出席し […]
アフリカで影響力を拡大している中国は6月初め、タンザニアで開設した政治塾でアフリカ6カ国の若い政治家に対し研修 […]
中国政府が主導する広域経済圏構想「一帯一路」の参加国であるザンビアの債務危機を巡り、中国側がこのほど、国際通貨 […]
英国の非政府組織(NGO)、環境正義財団(EJF)の最新調査レポートは、違法漁業を繰り返す中国漁船が、西アフリ […]