河北省の銀行、妊娠・出産に「事前申請制」 違反者が解雇か中絶
中国河北省にある商業銀行大手では、女性従業員に対して妊娠の事前申請承認制を実施しているという。違反者は解雇処分を受けるか、または人工妊娠中絶するかを選択しなければならない。中国紙・新京報などが20日報道した。
国内複数のメディアによると、河北省石家荘市の商業銀行に勤める女性行員が10月末、市の労働当局に相談したことで問題が発覚した。
同行は毎年1月、女性行員からの事前妊娠申請を受け付けている。申請せず妊娠してしまった場合、罰則を受けることになる。市当局に相談した女性は、今年1月に申請を提出せず、その後、不意の妊娠をした。銀行側がこの女性に、処罰を選ぶよう催促し、女性は解雇処分を選んだという。同様に処罰を受けた行員は、他に2人いる。
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