2018年3月、中国人民大会堂で開かれた会議でマイクを手にする女性アナウンサー(NICOLAS ASFOURI/AFP/Getty Images)

中国共産党、海外メディア記者を10カ月トレーニング 参加者「報道の質に影響」

中国政府は2年前から、海外メディアの記者を招待して10カ月間滞在させ報道のトレーニングを行い、海外における中国関連報道の世論を形成しようとしている。インドの英字ネットメディア・プリントが11月24日に報じた。

中国外務省は2016年から毎年1期10カ月間、アジアとアフリカの主要メディアから約100人の外国人ジャーナリストを迎え入れている。2016年はインド、パキスタンを含む東南アジア、そしてアフリカの計12カ国が参加した。

米シンクタンクのブルッキングス研究所のブルッキングス・インディア客員研究員で元インド紙インディア・トゥディ記者アナンス・クリスナン氏は、この取り組みは、「中国の良い話を伝える」という共産党政権の宣伝工作を実現させているという。

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