米ニューカリフォルニア州独立運動に関連する会議では、米学者らはトランプ米大統領とナバロ国家通商会議委員長が大紀元英語版の愛読者であると明かした(Samira Bouaou/大紀元)

「トランプ大統領やナバロ氏は大紀元を読んでいる」米経済学者が発言

米経済学者のクリス・ストリート(Chriss Street)氏は最近、中国問題を多く報じている大紀元時報(米ニューヨーク拠点)英字版について、トランプ大統領や通商顧問であるピーター・ナバロ氏も愛読していると述べた。

同氏は10月、カリフォルニア州で開かれた会議で大紀元の取材に応じた。

同氏は対中強硬論で知られる経済学者ピーター・ナバロ氏の長年の友人。ナバロ氏の著書で中国経済の構造を分析する『中国がもたらす死(Death By China)』映像版の制作に協力している。

ナバロ氏との会話で大紀元についての言及があったという。「友人のナバロは長年、大紀元を読んでいる。彼から、大統領も大紀元を読んでいると聞いている」

ストリート氏自身もナバロ氏の影響で、2006年から大紀元英語版エポックタイムズを読んでいる。中国記事への関心は高く「大紀元を通じて、中国の考え方を理解することができる」と述べた。

ストリート氏は、米国51番目の州を目指すニューカリフォルニア州執行委員会の副委員長を務める。10月初旬に開かれたニューカリフォルニア州独立運動の検討会議に出席した。

(記者・張徳輝、翻訳編集・張哲/佐渡道世)

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