米国を目指す中米諸国の移民キャラバンについて、ペンス副大統領や一部の米メディアは左翼団体が資金を提供していると指摘した(PEDRO PARDO/AFP/Getty Images)

移民キャラバン、ペンス副大統領「海外左翼団体が援助」

国際社会は、中米諸国からメキシコを経由して、米国を目指す「キャラバン」と呼ばれる移民集団に注目している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)などの最新報道によると、移民キャラバンのなか、米国への入国を諦め、帰国やメキシコの定住を選ぶ人が増えている。いっぽう、ペンス米副大統領や一部の米メディアは、キャラバンの背後に資金援助を行う左翼団体があると指摘した。

約7000人規模の「キャラバン」は10月中旬に中米から出発して北上していた。米FOXニュースの司会者ローラ・イングラハム(Laura Ingraham)氏は10月17日、ツイッターで、キャラパンに援助する組織が暗躍していると指摘した。「移民キャラバンの旅費は一人あたり7000ドル(約79万3566円)かかる。しかしホンジュラスの1人当たり平均収入は2300ドル(約26万743円)しかない」

FOXニュース電子版10月27日付によると、ペンス副大統領はインタビューで、海外左翼団体がキャラバンに資金を提供しているとの見方を示した。

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