日産がリオ住宅に「不正の証拠置いた可能性」=ゴーン氏弁護士

[サンパウロ 13日 ロイター] – 日産自動車<7201.T>前会長のカルロス・ゴーン容疑者のブラジル・リオデジャネイロの住宅を巡り、ゴーン容疑者側と日産の対立が深まっている。

ブラジルの上級裁判所は13日、同住宅について、ゴーン容疑者や娘のキャロライン氏が個人的な所有物を持ち出すために24時間の出入りを認める判断を下した。

日産は住宅に不正の証拠がある可能性からゴーン容疑者の代理人の立ち入りを認めないよう求めていた。

裁判文書によると、ゴーン容疑者の弁護士は、ゴーン氏の逮捕後に日産が住宅に立ち入ったことから「ゴーン氏の評判を損ねる可能性のある物品や文書を置いた」可能性があると主張した。

日産のブラジル法人の関係者はコメントを控えた。

また日産はこの日、ゴーン容疑者の姉を「不当利益」で訴えた。

*見出しを修正しました。

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