米下院が予算案可決 政府閉鎖終了に向け 壁の費用は盛り込まず

[ワシントン 3日 ロイター] – 民主党が多数派を占める米下院は3日、一部政府機関の閉鎖終了に向けた法案を可決した。

国土安全保障省については、2月8日までの支出を手当てする法案を可決した。メキシコとの国境の壁の建設費用は盛り込んでいない。

国務省、商務省、農務省、労働省、財務省などについては、9月30日までの予算案を可決した。

採決に先立ち、ホワイトハウスが発表した声明によると、トランプ米大統領のアドバイザーは、一部閉鎖されている政府機関の再開に向けて下院が検討している2本の法案について、トランプ氏の求めている壁の建設費用が盛り込まれていない場合は、拒否権を発動するよう大統領に助言する方針だと表明した。

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