原油先物は続伸、米中貿易摩擦打開への期待で

[シンガポール 9日 ロイター] – アジア時間9日の原油先物は上昇。米中通商協議が両国の貿易摩擦の打開につながるとの期待感が相場を支えている。

0131GMT(日本時間午前10時31分)時点で、米WTI原油先物<CLc1>は0.51ドル(1%)高の1バレル=50.29ドル。WTIが50ドルを超えたのは今年に入って初めて。

北海ブレント先物<LCOc1>は0.42ドル(0.7%)高の59.14ドル。

前日の取引ではともに2%超上昇している。

OANDAのアジア太平洋トレーディング責任者、スティーブン・イネス氏は「通商協議に関する中国発の早い段階の報道を受けて、好ましい結果が出るとの楽観的見方が広がっている」と指摘。「リスク資産は12月はひどい状況にあったが、足元の原油は前向きな動きとなっている」と続けた。

米当局者らによると、北京で7日から行われている米中の貿易問題を巡る次官級協議は9日も続行する見通しとなった。

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