アルゼンチンで数万人がデモ行進、マクリ大統領の緊縮策に抗議

[リマ 10日 ロイター] – アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで10日、マクリ大統領の財政緊縮策や公共料金高騰に抗議するデモ行進が行われ、数万人が参加した。

マクリ大統領が慢性的な財政赤字問題に対処するため補助金を減らしたことから、地元メディアの試算によると、電気・ガス料金は同大統領の就任以降に2000%超上昇。今年もさらに上昇するとみられる。

デモに参加したトラック運転手の組合指導者は「生活できない。政府が導入した措置はすべて、労働者を苦しめるものだ」などと訴えた。

デモは今後も予定されており、年内の大統領選に向けて、マクリ大統領への圧力が一段と強まりそうだ。

経済がマイナス成長に陥り、インフレ率は50%に迫り、通貨ペソが50%近く減価する中、アルゼンチンは昨年、財政赤字削減を条件に、570億ドルの融資枠設定で国際通貨基金(IMF)と合意した。

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