G20各国で日本の高齢化の経験共有を=麻生財務相

[東京 17日 ロイター] – 麻生太郎財務相は17日、G20(20カ国・地域)財務大臣・中央銀行総裁代理会議に先立ち都内で開催された財務省・日銀共催のシンポジウムであいさつし、「先進国、新興国を問わず、G20各国にとって高齢化が重要な政策課題」との見方を示した。

高齢化は「経済成長や財政、金融など様々な側面を通してマクロ経済に影響を与える」とし、新興国や途上国は都市化が進み、先進国は労働供給縮小で成長力が低下する中で「社会保障システムの持続可能性の確保が課題」と指摘した。一方で、高齢化は「製薬など既存産業を活性化するとともに、労働効率的な技術革新へのインセンティブも与える」とプラス面にも触れた。

日本は「高齢化社会の先頭ランナー」であると述べ、「我々の経験をG20各国で共有することで、各国の状況に適応できる解決策が見つかるかもしれない」と期待を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
イスラエル軍は15日、ハマダーン市の革命防衛隊本部とバスィージ民兵組織を標的に、イラン西部への大規模な空爆を開始した。米軍は深夜、B-52長距離爆撃機を出動させ、対イラン攻撃作戦に加わった
北朝鮮による拉致被害者家族会と「救う会」の集会で、米国の対イラン攻撃やベネズエラへの軍事介入が金正恩に「大きな衝撃」を与えているとの分析が示された。現在、金正恩が妹の金与正に米国の動向をリアルタイムで毎日報告させているという。
14日、東京で開催された第10回日韓財務対話の要点を解説。急激な円安・ウォン安への強い懸念の共有や、経済安全保障における連携、先進的な投資環境の整備など、今後の協力方針をまとめた
台湾の頼清徳総統は14日、台湾の民主主義は長年の犠牲と努力によって築かれたものであり、「決して専制独裁の道に逆戻りしてはならない」と強調した。
イランの独裁政権が壊滅的打撃を受ける中、キューバでも新たな動きが出ている。同国の首脳は公の場で、米国との交渉が進行していることを明らかにし、解決策を模索していると述べた。これにより、中国共産党が長年構築してきた「反米独裁連盟」が揺らぎ、北京にとって懸念材料が相次いでいる。