フランスで反政府デモ 10週連続 8.4万人参加

[パリ 19日 ロイター] – フランスでマクロン政権に抗議する「黄色いベスト運動」のデモが19日、同国全土で行われた。参加者は推定8万4000人。デモは10週連続となった。

パリで行われた抗議デモには7000人が参加。デモは比較的平穏な形で行われたが、ロイターテレビの記者によると、パリのアンヴァリッド地区では、警察隊とデモ参加者の間で一時的に小競り合いが発生。デモ参加者が警官隊に爆竹、瓶、石などを投げつけ、警官隊が放水銃や催涙ガスで応戦する場面もあった。

政府発表によると、南部トゥールーズでは約1万人がデモに参加。銀行や商店などが襲撃され、8人が負傷、23人が逮捕された。

抗議デモは、ボルドー、リヨン、マルセイユなどでも行われた。

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