英、アイルランド国境を現状維持する計画準備 富士通が提案=報道

[5日 ロイター] – 英国の欧州連合(EU)離脱担当省は、ハイテク技術を用い、北アイルランドとアイルランドとの国境をEU離脱後も現状のまま検問なしに維持する計画を極秘に検討していた。英大衆紙サンが5日、漏えい文書をもとに伝えた。

この計画は富士通<6702.T>が提案し、当局者が10カ月前から検討しており、3月の路上テスト実施に向けて準備を進めているという。

計画では、ナンバープレート認識カメラとGPS技術を使い、北アイルランドからアイルランドに入った車両を指定ルート上で追跡するシステムなどを採用。アイルランド国境に物理的な検問所を設置する必要をなくすのが狙いという。

サン紙によると、バークレイEU離脱担当相もこの計画に注目している。

ただ、英議会が先週、アイルランド国境問題に関するバックストップ(安全策)を代替措置に置き換えることを求める案を可決したことは、この計画に打撃だったもよう。

英国、アイルランド、EUはいずれも、アイルランド国境への厳格な国境管理の導入を避けたい意向だ。

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