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子は親の鏡

親自身が反省すべき12の振る舞い

「子は親の鏡」という言葉があります。子どもは優れた観察学習能力を持ち、親の行動を見て成長するもの。子どもの物事に対する考え方、生活態度の多くは家庭から来ているのです。「12種の良くない教育方法」というマンガ記事がアメリカの生活メディア「Cure Joy」に掲載され、話題を呼んでいます。

以下の項目に、当てはまるものはありませんか?

1.  もし、子どもがわざとあなたのすることを邪魔するのであれば、それはあなたが子どもに対するボディ・コミュニケーションが足りていないから

2.  もし、子どもが嘘をつくのであれば、それは過去に子どもが犯したミスに対して過剰に叱ったから

3.  もし、子どもが自分に自信を持てないのであれば、それはあなたが子どもに対して激励することよりも提案することの方が多いから

4.  もし、子どもが自分の正当性を主張する事が出来ないのであれば、それはあなたが小さい頃から子どもを公共の場で叱っているから(親しい友人の前でも、子どもを叱ってはならない)

5.  もし、子どもに何でも買ってあげているにもかかわらず、子どもが自分のものではないものを欲しがるのであれば、それはあなたが子どもに選ばせるチャンスを与えていないから

6.  もし、子どもが臆病者であるならば、それはあなたが子どもに差し出す救いの手が早すぎるから。彼らの成長の過程にある障害を全て取り除いてはならない

7.  もし、子どもの嫉妬心が非常に強いのであれば、それはあなたが頻繁に子どもを他の子と比べているから

8.  もし、子どもが怒りっぽいのであれば、それはあなたが子どもを褒めてあげるより子どものミスを注意しすぎるから。その為、彼らは過ちを起こすことで親の注目を集めようとする

9.   もし、子どもが他人の気持ちを思いやれないのであれば、それはあなたが頻繁に子どもに命令し、彼らの気持ちを尊重していないから

10.  もし、子どもがいつも素直に非を認めようとしないのであれば、それはあなたがいつも些細な事を大げさにするから

11.  もし、子どもの行儀が悪いのであれば、それは両親あるいは身内の人を真似しているだけ

12.  家庭教育において、親が陥りやすい4つの極端なケースとは:

 a.  熱血厳格:関心があり、しっかり監督・支援し、よい成果を求める

 b. 口先催促:関心なし、支援もなし、命令するだけでよい成果を求める

 c. 我儘放縦:関心もあり支援もするが、子どもの言いなりで成果も求めない

 d.  無関心:関心なし、監督・支援もなし、成果も求めない

「親」というのは片手間にできる仕事ではなく、一生をかけて果たすべき責務です。多忙な日常の中で、私たちはつい間違った教育法に陥りやすいものです。ふと立ち止まって、自分が「毒親」になっていないか考えてみるといいでしょう。

(翻訳編集・山本アキ)

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