ゲーム中毒に警鐘を鳴らす母親は、チャットグループに音声メッセージを残した。参考写真(Getty Images)

ゲーム中毒の若者400人相手に 母親がオンラインチャットで説教

中毒性が高く、プレイヤーを「廃人」にしてしまうと言われるオンラインゲームは、日本や米国でも社会問題として注視されている。中国の若者の間でも、このゲーム中毒は深刻な問題となっている。

2月14日、夜中3時までオンラインゲームにふけっている中学2年生の息子の様子に激高する母親は、そのチャットグループに割り込み、「息子はお前たちに殺された」「誰がグループの主だ、警察に通報する」と怒りのメッセージを音声と文書にして残した。騒動はメディアに取り上げられ、ゲーム中毒への関心が高まっている。

母親の音声はSNSで流通し、YouTubeにも掲載されている。17日付までに確認できる音声によると、母親は怒号と泣き声まじりで、「息子の成績は平均以下だ」「高校にも行けなくなる」など、息子の「被害」を訴えるのみならず、若者と考えられる数百人のプレイヤーたちにも叱りつけている。

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