「中年の危機」は本当にあるのか?どう対処すればいいのでしょうか(Pixabay)

40代を襲う「中年の危機」って知ってる? 8つの対処法

「中年の危機」(ミッドライフ・クライシス)という言葉を聞いたことはありますか? 1965年にカナダの心理学者エリオット・ ジャックス(Elliott Jaques)氏が「死亡と中年の危機(Death and the Mid-life Crisis)」の研究報告を発表してから、知られるようになりました。

40歳前後の中年期を迎える人に現れる心理的危機や抑鬱状態、不安障害のことをいい、その先の人生に不安や迷いを感じる人を指します。特に男性の場合、中年の危機を緩和させようと、刺激を求めて自分を「変えよう」とします。しかし、このようなやり方は果たして適切でしょうか。また、是が非でも変えなければならないのなら、どうすれば、この危機を乗り越えられるのでしょうか。

1995年に行われた「米国における中年の危機に関する研究MIDUS(Midlife in the United States)」では、8割以上のアメリカ人には中年の危機はないことが明らかになりました。40代の男性は相対的に健康で、ビジネスが成功し、社交生活においてピークの時期で、自分の人生に満足しているという結果でした。これに対して、1~2割の男性は中年の危機を経験しています。その内の半数は神経質な人で、若い時から危機感を持ち続けているので、中年だけに限ったことではないのです。残りの半数は健康問題、失業、離婚などが原因で、中年の危機を感じていることが分かりました。

▶ 続きを読む
関連記事
忙しい日でも、体にうれしいおやつを手軽に楽しみたいもの。ナッツやドライフルーツを使った「エナジーバイト」なら、オーブンを使わず簡単に作れます。自然な甘さと食べごたえが魅力の手作りおやつです
腸の調子を整えようとサプリメントを増やしても、期待した変化がないことがあります。大切なのは数ではなく、自分に必要な種類や量、摂るタイミングを見極めること。消化器専門医がその選び方を解説します
目の下のたるみやむくみを、中医学では浮腫型、夜更かし型、加齢に伴うタイプに分けて捉えます。それぞれの特徴と、生活習慣の見直し方、目元の指圧や5つの腹部マッサージを紹介します
約2千年前の地震探知器や蒸気装置、精巧な天文計算機、古代の外科手術まで。現代の技術を先取りした数々の発明をたどり、忘れ去られた知識と文明の興亡を探ります
パーキンソン病の人を対象としたダンスは、歩行やバランスの改善に役立つ可能性があり、表現する喜びや人との交流も生みます。専門医の解説と各国のダンス教室での体験を紹介します