流行の「自分のルーツ探し」DNA解析サービス、遺伝子情報が中国当局に渡る可能性=米専門家
スティーブン・モッシャー(Steven W.Mosher)人口研究所会長はこのたび、大紀元英字版に寄稿し、中国共産党が国内外でDNAの収集を行っており、米国で流行する「あなたのルーツを知る」と銘打って広告されているDNA検査サービスは、遺伝子情報が中国企業に渡り、共産党政府が入手する危険性があるという。下記は寄稿文の抄訳。
米国のバイオテクノロジー企業の買収から初めて、専制政治国家の中国は、海外でも人のDNAを収集するためにさまざまな手段をとっている。
例えば、世界大手DNA解析企業で中国国営・北京遺伝子研究所(Beijing Genomic Institute、BGI)は、同業の米大手コンプリート・ゲノミクス(Complete Genomics)を買収し、数千万人の米国人DNAを管理する同社データベースにアクセスするようになった。
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