「娘が知らぬ間に孔子学院を受講させられた」両親が反発=カナダ
カナダのニューブランズウィック州フレデリクトンで、「申請していないにも関わらず、娘は孔子学院を受講させられた」と女子大学生の両親は現地メディアにその不当性を訴え、受講を辞める意向を示した。
カナダ放送協会(CBC)によると、大学生の娘を持つブロンウェン・ボニー(Bronwen Bonney)さんとパーカー・コーツ(Parker Coates)さんは、中国が教案を決定する孔子学院は「本質的なプロパガンダ」であり、人々の考えを操作することを目的としている「洗脳機関」だと述べた。
孔子学院は中国政府が海外で設置した語学教育機関。共産党イデオロギーを広めたり中国共産党を美化したりする「ソフトパワー」の一つと指摘され、米国やカナダで相次ぎ閉鎖に追い込まれている。
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