国際共同研究グループが10日発表したブラックホールの写真の版権をめぐって、中国の画像などを提供するインターネット会社、視覚中国は批判された(Credit: Event Horizon Telescope Collaboration)

ブラックホール写真を勝手に販売か 中国画像提供サイトが一時閉鎖

中国の画像提供ネットサービス「視覚中国(Visual China Group)」は、国際研究グループが発表した初のブラックホールの写真を有料で販売していたことが分かった。

ネットユーザーの指摘を受け、中国当局は現在、同社のウェブサイトを一時閉鎖した。

日米欧など約200人の天文科学者から構成する研究チームは10日、世界の8つの望遠鏡を連動させ、おとめ座銀河団の「M87」銀河の中心に位置する巨大なブラックホールの姿を捉えることに成功し、写真を公開した。史上初として、世界各国のメディアが大きく取り上げた。

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