高さ50mの鉄塔で立って熟睡「羨ましい寝技」=中国
中国のインターネットで、数人の作業員が高さ50mの鉄塔で、居眠りをしている動画が話題になっています。当の本人たちに全く恐れる様子はありませんが、見ている側が冷や汗をかいてしまいます。
この動画は4月5日、湖南省郴州市(ちんしゅうし)で鉄塔の上から一人の作業員が撮ったものです。その日は新しい送電線を取り付けるための工事が行われていました。
作業員は命綱をつけ、地面からの高さが50mの所で、座ったり寝たり、さらには立って熟睡している人もいます。
撮影者の江さんが、この動画を中国の動画サイトに載せたところ、一気にブレイクしました。
江さんは仲間と毎日素手で鉄塔をよじ登っていて、100mを超える鉄塔もあるといいます。
鉄塔を登るのはとても疲れるので、昼食の時にしか降りてこず、その他の時間はずっと鉄塔の上におり、短い休憩時間を使って寝ています。
江さんは初めて鉄塔に登った時、怖いと感じましたが、すぐに慣れたそうです。
ネットユーザーの中には「こんなに熟睡できるなんて羨ましい」という人もいれば、高所恐怖症の人は「日給1万元(約16万円)でも、こんな仕事はしたくない」という人もいました。
不眠症の人にとって、この人たちの寝技は羨ましいものでしょう。
(翻訳編集・許淳萌)
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