出産してホッとしたのもつかの間…。赤ちゃんと一緒に生活するようになって「授乳」に悩む方はとても多いようです。出産したら当たり前のように出ると思っていた母乳、当たり前のように上手に飲んでくれると思っていた赤ちゃん…。実際、授乳をしてみると思うように出ない母乳や、授乳姿勢の難しさに困惑します。今回は食事編と姿勢編に分けてご紹介しますので参考にしてください。
授乳が思うようにできない時の対処法[食事編]
授乳をしている方は、今まで以上に食事のバランスに気を付けていることでしょう。もちろん食事のバランスはとても大切なことです。しかし、実は食事と同様に水分を摂取することも必要になります。食事に汁物を用意したり、トイレに行った後は水分を取るようにしたり、意識して水分を摂取するようにしてください。
また、水分もハーブティーなどがおすすめです。ハーブティーは母乳を出やすくするものもあるので、ぜひ試して欲しい飲み物になります。
授乳中に気を付けて欲しい食べ物は「脂っこい物」「お菓子」などです。これらを食べ過ぎてしまうと乳腺炎などのトラブルになる確率が高くなるといわれています。我慢のし過ぎは良くありませんが、食べ過ぎないよう気を付けましょう。
授乳が思うようにできない時の対処法[姿勢編]
多くの方は、赤ちゃんを抱きかかえるようにして授乳をしています。ただ、生後数日の赤ちゃんも、立派な人間なので、飲みやすい姿勢が赤ちゃんによって違うのです。授乳方法は赤ちゃんを脇に抱えるような体勢や、添い寝する体勢などがあります。いろんな方法を赤ちゃんと試してみることで、授乳しやすい姿勢を見つけられるはずです。
また、姿勢が悪いと母乳が出にくくなるといわれます。多くの方は、授乳に必死になりすぎて赤ちゃんをのぞき込むため、背中が丸くなってしまうのです。赤ちゃんをのぞき込むのではなく、胸に赤ちゃんを近づけるような感覚で授乳をしてみてください。そうすることで良い姿勢で授乳できます。
月齢が低ければ低いほど、授乳回数が多いので上手にできないと落ち込みますね。しかし、授乳回数が多いということは試行錯誤する機会がたくさんあるという捉え方もできるはずです。初めから悩みなく授乳ができるママはほとんどいません。授乳への悩みを抱えているということは、ママとしての一歩を踏み出したということになります。いろいろな方法を試しながら、ママと赤ちゃんの心地よい授乳時間をみつけられるといいですね。
(大紀元日本ウェブ編集部)
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