香港デモ、取材陣に催涙弾 警察の会見に記者らヘルメット着用で抗議
国際社会では、12日、香港警察当局がゴム弾、催涙弾を発射するなどして、デモ隊を強制排除したことに批判の声が高まっている。取材記者が威嚇発砲されたほか、棍棒で殴られるなどの被害をこうむったと訴えた。一方、国際人権団体アムネスティは、抗議者の頭部や眼部を狙うゴム弾の発射は国際法に違反していると指摘した。
香港警察当局は13日夕方の記者会見で、鎮圧に150発の催涙弾、数発のゴム弾、20発のビーンバッグ弾のほか、唐辛子スプレー、液体の催涙剤なども使用したと発表。11人の市民が警察官を襲撃したとして拘束された。15~65歳までの79人が負傷。うち12人が病院に搬送され、そのうち2人は重傷だという。
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