ピンタレストの偏向性と検閲の告発公表した情報サイト 動画削除やアカウント停止に(GettyImages)

ピンタレストの偏向性と検閲の告発公表した情報サイト、ユーチューブ動画削除やアカウント一時停止に

SNSの検閲や偏向性を監視する組織「プロジェクト・ベリタス」は11日に発表した報告書で、画像共有SNSのピンタレスト(Pinterest)について、保守的なコンテンツに対する政治的偏見および検閲があると指摘した。その後、ツイッターとユーチューブは、同組織のアカウントを一時停止したり、ビデオを削除したりした。

ツイッターとユーチューブを管理するグーグルは、この対応について、ベリタスによる「プライバシー侵害」を理由に挙げた。ベリタスは、情報検閲に関与したピンタレストの社員や関連の内部メールの写しなどを公開した。

ベリタスは、同従業員は検閲や偏向性に関わったとして、公表の価値があると反論している。ベリタス創設者ジェームズ・オキーフ(James O’Keefe)氏は、「ツイッターは、(表出させる)情報を選択するべきではない」と述べている。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。