2019年6月、北京で開かれた中国の軍事情報技術展示会(WANG ZHAO/AFP/Getty Images)

中国軍の問題は人材不足=米国会諮問機関

米国会諮問機関の米中経済安全保障審査委員会(USCC)は20日、拡張する中国の軍事的野心に関する公聴会を開いた。専門家は中国軍の核心的問題は、指揮官の不在、兵士の現代化した機器の操作能力不足など、人材不足の問題だと指摘した。

中国の習近平主席は2017年、2035年までに国防と軍隊の現代化を基本的に実現し、2049年までに「世界一流の軍」を完成するという明確な目標を定めた。

公聴会に参加した、米国防大学中国軍事研究センター長フィリップ・サンダース氏は、中国軍が「世界一流の軍」になりえない最大の障壁は、人材の問題だとした。「ハード面、組織の問題は大きくない。しかし、彼らに共同作戦を率いる参謀、作戦指揮官がいるだろうか」

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