(L: Illustration - Getty Images, R: Illustration - Shutterstock)

車につながれたまま走行され、命を落とした母犬

イギリスで、道端でフレンチブルドッグの母が遺体で発見されたという衝撃的な出来事がありました。動物虐待の末、命を落とした母犬は車の後ろに紐で体を括り付けられ、足が折れて走れなくなるまで車を走行させられ、死亡したということでした。

マクドナルド警部補は、この出来事にショックを受けました。「まだ若い母親犬でした。とても怖かったでしょうに」と話してくれました。

 

2019年6月の中旬、犬は体に長いワイヤーが取り付けられたままで朝6時半に、路上で発見されました。その犬はおよそ2歳とみられ、車で引きずられ続けて死亡したとみられています。

マクドナルド警部補は、この犬が最近出産したということをメディアに発表しました。

「足の皮膚も一部欠損が見られます。なので、車が走っているのと同時に同じスピードで走ろうとしていたのだと思います。そして途中でついていけなってしまったのでしょう。本当に野蛮で非情な行為です」とマクドナルド警部補。

その犬が走れなくなったとき、首輪が頭の上の方まで上がってきているのを見ると、首輪が取れずにずっと車に引きずられていたことが分かります。

Illustration – Shutterstock | MagicBones

当局は、この悲惨な事件に関わっている人物を見つけ出すために捜査を実施しています。地元の動物保護団体も色々な情報を公開し、情報提供を呼び掛けています。

死亡した犬にはマイクロチップが埋め込まれていました。しかし、不幸なことに詳細がアップデートされておらず飼い主は見つかっていません。

犯人を見つける手掛かりになるため、マクドナルド警部補は地元の住民でこの時の様子を目撃した人がいれば名乗り出てほしいと話しています。この暴力的なニュースはとてもショックでしたが、このニュースを知って動物虐待の犯罪が減ってほしいとマクドナルド警部補は願っています。

またマクドナルド警部補はこの犬の飼い主を見つけるために全力を尽くしているとのことです。「この犬に関して何か知っている方はぜひ情報を提供してほしいです」

このような悲惨な虐待はいかなる理由があっても、あってはならないことです。この犬が車に引きずられていた時の苦痛は想像を絶しますが、地元の人々の協力などにより、犯人が見つかり正当な裁きを受けることをみんなが願っています。

(大紀元ウェブ編集部)

関連記事
マスト(肥満)細胞活性化症候群(MCAS)に苦しむ人々にとって、食生活を変えることは、症状を大きく軽減することが可能です。多くの人が健康的な食事を心がけていますが、実際にはそうであっても、過敏性腸症候群やかゆみ、くしゃみ、不眠症などのMCASの症状を引き起こすヒスタミンが多く含まれている「健康食品」も存在します。
MCASという病気は様々な症状があるため、診断には時間が必要です。しかし、指導された一連のステップに従うことで、適切な診断に向かう道を築くことが可能です。
「ダイエット」「血液サラサラ健康法」「ツボ押し」など、健康に関する話題は雑誌やテレビで盛りだくさん。健康に関して豊富な知識を持っている人は少なくありませんが、人体がどのように成長しているのか、注目したことがありますか?
COVID-19ウイルスは肺にダメージを与えるだけでなく、体内の多くの臓器に影響を及ぼします。米国のある10代の少女は、COVID-19に感染した後、声帯が麻痺し、呼吸のために気管切開され、15ヵ月後に気管切開装置が外されました。
世界最高峰の舞台芸術で知られる神韻芸術団のダンサーや演奏家たちが6月に来日し、銀座で待望のファンミーティングを開催する。神韻公演の司会者がMCを務め、様々な企画を通してファンと交流する。