ポカリスエット香港法人、デモ批判のテレビ局でCM放送を中止
大塚ホールディングスの香港法人はこのほど、香港テレビ局、無線電視(TVB)が放送する同社スポーツ飲料「ポカリスエット(中国語は宝砿力水特)」のコマーシャル(CM)を取りやめることを決定した。米ラジオ・フリー・アジア(RFA)が10日報じた。
香港では、6月から中国本土への容疑者移送を可能にする「逃亡犯条例」改正案をめぐる一連の大規模な抗議デモが行われた。TVBはデモを批判する報道を流し、中国当局寄りの姿勢を示している。これに不満を募らせた市民が、視聴のボイコットを呼びかける一方で、スポンサーに対して、ソーシャルメディアや電子メールを通じて、TVBでのCMを打ち切るよう求めた。
香港人ネットユーザーが9日、大塚ホールディングス香港法人がフェイスブックを通した返信を転載した。これによると、同社は先週、TVBでのCM放送を中止すると決めたが、「手続き完了までに2週間かかる」という。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。